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糖尿病の合併症

糖尿病は、別名、合併症の病気と言われています。
糖尿病と診断されたら、合併症を併発させないためにも、医師による適切な治療を受け、また食事や運動に気を使い、血糖値のコントロールする必要があります。
合併症を発症すると、命に関わる事態にも発展しかねません。自分や家族を守るためにも、間違ってもたかが糖尿病たどと思ってはいけません。
 

糖尿病の三大合併症

糖尿病により血糖値が高い状態が続くと、結果的に血管に障害が生じます。
この血管の障害には、細小血管障害と大血管病変(動脈硬化)があるのですが、細小血管障害は糖尿病特有の合併症で、以下が三大合併症です。
 
●糖尿病網膜症
糖尿病の影響により目に現れる症状です。網膜には非常に細かい血管が張り巡らされており、血糖値の高い状態が続くと網膜の血管が出血し、放置していると網膜剥離や血管新生緑内障に視力を失う危険があります。糖尿病の合併症による失明は、成人の失明原因のトップです。
恐ろしいことに、網膜剥離は視力低下の自覚がほとんどなく、また糖尿病も自覚症状が少ない病気ですから、自分は健康だと思っていても、定期的な健康診断は是非しておきたいものです。
糖尿網膜症は進行すると眼科的治療が必要となります。
 
●糖尿病腎症
糖尿病と診断され10年以上経過している人に発症します。糖尿病により血糖値が高い状態が続くと、腎臓内の毛細血管に障害が起き、腎機能が低下することにより、蛋白尿が出たり、むくみや高血圧の症状が出ます。
はじめは自覚症状があまりありませんが、進行すると、腎不全や尿毒症となり、透析が必要になる場合があります。糖尿病腎症は、透析治療が必要となる場合の最も多い原因です。
はじめは自覚症状があまりありませんので、糖尿病の人は定期的な検査を受けることが大切になります。
 
●糖尿病神経障害
三大合併症の中で、この糖尿病性神経障害だけは、手足のしびれなどの自覚症状が初期段階で現れます。しびれの他の症状としては、感覚が鈍くなる、足先が非常に冷える、立ちくらみする、発汗が多い、障害などといった自律神経障害などがあります。
これらの症状は糖尿病と診断される前に出る場合もありますので、このような症状が現れたら糖尿病かなと疑ってみることで、早期発見につながります。
また、糖尿病神経障害は進行すると、神経が麻痺し、痛いとか熱いとかの感覚が失われ、怪我や火傷に気づかず、壊疽(えそ)にまでになってしまうことがありますので、症状が軽いうちから治療をはじめる必要があります。
 

糖尿病の合併症による動脈硬化

糖尿病によって起こる血管障害、それが太い血管に症状として現れるのが動脈硬化です。
動脈硬化は一般的によく知られた病気ですが、心臓や脳、脚などの動脈血管が硬く細くなり、血液が流れにくくなる病気です。
動脈硬化の原因は、高血糖のほか、高血圧や高脂血症がありますが、糖尿病はこれらの病気を併発しやすく、進行も早くします。
動脈硬化の進行に無自覚でいると、恐ろしいことに突然動脈が詰まることがあります。例えば、心臓の動脈が詰まると心筋梗塞を起こし、脳の動脈が詰まると脳梗塞起こします。また脚の動脈が詰まると壊疽(えそ)が起こります。
 
糖尿病と診断された方は、このような合併症を併発させないためにも、日頃の食事や運動で血糖値をコントロールするとともに、医師の適切な治療を受け、糖尿病の進行を防ぐことが必要です。
 

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